家づくりの前に、やっておけばよかったこと

マイホームを建てるときにはハウスメーカー選びや設計決めなど様々なことを行う必要がありますが、本格的に家づくりを始める前にやっておくべきだったと後悔しやすいこともたくさんあります。具体的にどういったことをやっておくべきか知らなければ、ハウスメーカーなどで本格的に話を進める段階になってもっと準備しておく必要があったと思うことになるでしょう。円滑に家づくりを進めていくためにも、家づくりの前に実施しておくことがおすすめである作業を知っておくことが大切だと言えます。
ハウスメーカーで土地の購入や住宅ローンの話を進める人も非常に多いですが、低コストや短期間で家づくりを行いたいと考えている場合は事前に行っておくことがおすすめです。利用するハウスメーカーが土地を保有していて販売している場合は仲介手数料がかかりませんが、不動産会社を紹介される場合は仲介手数料が必要となります。自分で不動産会社を探せば安価なサービスを見つけることができたのに、紹介された不動産会社では高い仲介手数料が必要になってしまうというケースもあるので要注意です。住宅ローン審査は事前審査が必要になりますが、これを知らなければハウスメーカーである程度話がまとまったときに事前審査待ちで時間を浪費する可能性があります。事前審査には1週間ほどかかることが多いので、全てハウスメーカーに任せようとせずに自分たちでできることを事前にやっておくべきです。
土地の購入については敷地調査や地番調査を実施していない、不十分だったことで後悔する人が多いため、これらを確実に実施しておく必要があります。敷地調査は面積や形状だけではなく、方位や高低差、隣接家屋や道路の状況や法規制などを調べることになるので、どのような家が建てられる土地なのか確認するために大切です。地番調査は地面がどのような状態であるか確認することができ、地盤沈下などの問題が起こる恐れがないかどうか確かめるために大事な調査だと言えます。
家づくりを行う人の中には、全てハウスメーカーに任せようと考えている人もいますが、コストを抑えたり家づくりにかかる時間を短くしたりしたい場合は、事前にこういった作業を実施しておくことが大切です。あらかじめ自分たちで行っておいたほうがスムーズに話が進められる、コストが安く済む内容もあることを知り、事前に作業を実施した上でハウスメーカーで本格的に話を進めるようにすることがおすすめだと言えます。

