これってわがまま?新築を建てたけどリフォームしたくなったら
新築で家を建てたのに、住んでいるうちに内装や外観を変えたくなった、ライフスタイルの変化に合った内容にしたくなったと考える人は多いと言えます。せっかく新築で購入したのにリフォームするなどわがままかもしれないと思うかもしれませんが、住んでいるうちにより快適な住まいに変化させたいと思うことは当たり前のことだと言えるでしょう。長期的に住むことを目的として建てた家であっても、デザインや間取りなどの問題からリフォームを行いたくなる可能性があるので、その場合にはどうすることができるのか知っておくと良いです。
まず、リフォーム検討目安の築年数は場所ごとに異なってくることを理解しておく必要があり、浴室のドアや室内の壁、外壁などは築5年から10年でリフォームするケースも多いと言えます。水回りは築10年から15年ほどで検討するケースが多く、大規模なリフォームについては築20年から30年ほどになってからと言われることが多いです。ただし、これはあくまでも検討目安の築年数なので、住宅の状況や希望に応じてそれよりも早く実施したり、遅く実施したりすることができます。
簡単なメンテナンスではなく工事の前提でリフォームや建て替えを検討するのであれば、工期や費用相場についてもチェックしておく必要があります。部分的な工期の場合は2週間から3週間前後で終了することが多く、水回りの交換は200万円程度、外壁のリフォームは150万円ほどになることが多いです。全面的な建て替えを行う場合は1か月から3か月ほどかかることが多く、費用は700万円から2,500万円ほどかかることが多いと言えます。いずれの内容も交換する範囲や採用する設備や建材、もともとの家の大きさなどで工期や費用相場は違ってきますが、こういった傾向があることを知っておくと良いです。費用については改修費用以外の諸経費も必要となるので、事前に依頼する会社ではどのくらいの費用が必要か確認しておくことが大切だと言えます。
新築を建てたとしても間取りや見た目などを変えたい、劣化している部分を改善したいという理由でリフォームを実施する人は多いです。実施する場合は多くのお金や期間が必要となってしまうので、工事の前提でリフォームや建て替えを考えるときには工事費用や改修費用以外の諸経費、目安となる工期などを確認し、納得のいく条件で実施するようにしてください。安易な気持ちでリフォームをしようと考えていると、想像以上に費用や期間がかかって驚くことになるので、あらかじめ下調べをきちんと行っておきましょう。

